心配性・不安症

 

「成功の記憶を強めることで、前への推進力を強化することが大事」

 

何かの事柄に対して、成功のイメージよりも最悪の場合を考えることが多く、

心配・不安になってしまう人も沢山いるのではないでしょうか。

 

過度な心配症・不安症のデメリットは、新しい試みに積極的になれなかったりする、などがあるかなと思います。

ただ、実は心配性・不安症はデメリットだけではなくてメリットもあります。

それは、心配・不安になるがゆえに、ミスを減らす観点においては良い働きをします。例として、誤字脱字などの細かいミスに気づけるという強みがあるかなと思います。

 

しかし、やはり心配・不安の要素が強いと、前進するための推進力が弱まってしまうので、バランスが重要だといえます。

 

なぜ心配・不安な思いが強いのか?

恐らく、頭の中で成功よりも失敗の記憶の方が強く残っていることが原因ではないかなと思います。

人は成功よりも失敗したコトの方が鮮明に記憶する傾向があるそうなので、これは自然なことなのかもしれません。

 

どうすれば改善できるのか?

これを解決する方法は、シンプルに成功の記憶を強くするアクションをしていく、になります。失敗の記憶を薄くすることは難しいので、成功の記憶を強くすることで、「失敗への意識」と「成功への意識」のバランスをとることが大切です。

具体的な方法としては、「成功の分析」をしっかりやることが大事だと思います。

人は失敗に対する反省は自然と行いますが、成功を省みることは少ないと思います。ただ、成功こそ分析する必要があって、成功を分析することで頭の中で成功のイメージを強くすることができるし、一回の成功を再現性があるものに変換してくれるので非常に重要な作業です。

 

最後に・・・

心配症・不安症の人は、失敗の記憶が成功の記憶に対して比重が大きすぎるので、成功の記憶を強めることで、前への推進力を強化することが大事だと思います。