リスクの取り方
何事においても、基本的にはリスクが大きいほどリターンも大きくなっていきます。
逆にいうと、ある程度のリスクはとらないと優れた結果は出ません。
しかし、リスクをとるのは恐いことで簡単にはできないと思います。
ではリスクとどのように向き合っていけば良いのでしょうか?
今回はこちらのテーマについて考えていきます。
本当にリスクなのか?
まず捉えておかないといけないのが、
人によってどこまでリスクと感じるか違うということです。
小さいことでもリスクと感じる人もいれば、よっぽどのことじゃないとリスクだとは感じない人もいます。
これは過去の経験によって違ってくると思います。
例えば、小さい頃から裕福な生活をしていた人は収入がなくなるということに対してリスクを感じるでしょう。
一方で過去に極貧生活を経験したことがある人は、お金が少なくても生きていけることを知っているので、比較的金銭面に対するリスクは取りやすいと思います。
こんな感じで過去の経験によって何をリスクと感じるかは人それぞれ異なります。
なのでまずやるべきことは、
自分がどこまでをリスクと捉えるのか現状を認識することです。
怒られることをリスクと感じるのか、評価が下がることをリスクと感じるのか、収入がなくなることをリスクと感じるのか....といった感じです。
この時点で今まで漠然とリスクだと思っていたことが、実はそんなにリスクではないということに気づく人もいると思います。
そしたら今までよりもリスクを大きくとることができます。(厳密にいうとリスクと感じなくなって挑戦できる幅が広がります。)
リスクだと感じないように仕向けていく
自分の中にあるリスクの線引きラインを認識することができたら、
次はそのラインを厳しくしていくのが良いと思います。
つまり、リスクだと感じないように仕向けていく作業です。
先ほど書いたように、リスクは自分の過去の経験によって感じ方が変わると思うので、自分の生活に負荷をかけていくのがアクションとしては良いと考えています。
例えば、少ない生活費で1ヶ月生活してみるとかですね。
家賃とかも含めて月10万円で生活できることを知れば、収入がそのラインまで減っても生きていけると認識できるはずです。
10万円であれば、仮に無職になってもアルバイトや派遣業、再就職などで稼ぐことはできる範囲だと思います。
そうすれば、「無職になる」というラインまではリスクを取りやすくなります。
会社で怒られるとか評価が下がるとかはリスクではなくなるということです。
もう一つ例を挙げるとすれば、会社の給料以外に自分の手で収入を得てみる経験も大事だと思います。
自分の手でお金を稼げるとわかれば、給料のような固定収入がなくなることもリスクと感じにくくなります。
こうやって自分の経験値を増やすことによって、リスクの線引きラインが変わってきて、リスクを感じにくい体質に変わっていきます。
普通の人にとってはリスクであることをリスクだと感じなくなると、その分挑戦をすることができ、大きなリターンを見込むことができます。
まとめ
ということで今回はリスクとの向き合い方について書いていきました。
最終的に死ぬこと以外リスクだと感じないレベルになると最強だと思います。
僕はまだまだ経験の幅が狭くリスクを感じやすい体質なので、新しい経験を意識して行動していこうと思います。