「飽き性」を考える
「継続することが苦手な人は、自分を成長させるためにも、自分なりに継続させる方法を知ることが重要」
今回は「飽きる」ということに対して思考を深めていこうと思います。
僕自身生粋の飽き性なので、飽き性の分析を通じて克服方法を導き出せればと思っています。。
まず「飽きる」とは、「継続して何かをやることが苦手」「何かを決断して始めても一定期間で辞めてしまう」とここでは定義しておきます。
* 忙しくて他の事で手一杯になり、結果継続できなくなったことについては、そのことに対して飽きたわけでは無い気がするので別の話とさせて頂きます。
では、どうして飽きてしまうのか?
ダイレクトに飽きる理由を考えるのは難しいため、
逆に「飽きずに継続できていること」について考えることで、飽きる理由について考えていきます。
例えば人生の中で個人的に継続できていることを挙げると下記のようになります。
・睡眠
・食事
・風呂、シャワー
・遅刻しない
・期日を守る
そしてそれぞれに対して「どうして継続できているのか?」を考えるとこのようになりました。
・睡眠→眠くなるから(生きるため)
・食事→お腹が減るから(生きるため)
・風呂、シャワー→汚いと気持ち悪いから
・遅刻しない→怒られたくない、恥をかきたくないから
・期日を守る→怒られたくないから
つまり、「それを行わないと自分にマイナスなことが起きてしまうこと」については継続できそうです。
なので、どうして飽きてしまうのか?に対するアンサーは「それをやらなくてもマイナスがないコトに対して継続する意思力がないから」になりそうです。
恐らく飽き性ではない人は、その行動をしなくてもマイナスを被らない(例えば「読書」「ランニング」等)コトに対しても継続することができる強大な意思力があるのでしょう。
では、どうすれば継続できるのか?
先程、飽き性の人は、それをやらなくてもマイナスがないコトに対して継続する意思力がないと述べましたが、逆にいえば、「それをやらないとマイナスを被る」と自らに擦りこむことができれば継続するチャンスはあるということです。
また、それをやらないと気持ち悪いレベルまで何らかの方法で継続をすることができれば、気持ち悪いがマイナスとなってその後も継続することができるかもしれません。(習慣化みたいなもの)
具体的に、「それをやらないとマイナスを被る」と自らに擦りこむ方法を一つ挙げるとすると、毎日目に入る位置に継続したいコトを記載したメモを置くことで、「それをやらないとマイナスを被る」を意識することができると思います。
(記事や書籍とかでよく紹介されている方法です。)
最後に・・・
そもそも飽き性はダメなのかという話もあると思いますが、「継続は力なり」というように自らを成長させるためには継続する力が絶対的にあった方が良いです。なぜなら、何事も一定の量をこなさないと飛躍的な上達は見込めないからです。アスリートや経営者など、プロフェッショナルといわれる人は必ず何か継続していることがあると思います。
なので、継続することが苦手な人は、自分を成長させるためにも、自分なりに継続させる方法を知ることが重要だと思います。