新たな挑戦に対する消極的な姿勢
「他人の目をあまり意識しない」「そんなに他人の目は厳しくない」ということを理解しておくと、新しい挑戦をする際に発生する恐れは解消できると思います。
「新たな挑戦に対して消極的」
このような悩みを抱える人は多いと思います。基本的に人は変化を嫌う傾向があるという話もあるため、多くの人の根底に挑戦に対する障壁が多かれ少なかれあるかと思います。
具体的な解決策(アクション)までは詰められていないですが、解決策を探すための方向性は見出せた気がするのでご紹介致します。
「新たな挑戦に対して消極的」とはどんな状態?
まずこれは具体的にはどんな状態かというと、
新しい挑戦をするのが恐くて、自ら踏み出すことができない状態だと個人的には捉えています。(ただ一方で、新たに挑戦すること自体は必要なことだと理解しているので、どうにか改善したいと思っている人が多いのだと思います。)
つまり、新たに何かを挑戦することに対する恐れが、一歩踏み出すことができない要因となっていると考えられるので、なぜ恐いのか?何が恐いのか?を特定する必要があります。
なぜ恐いのか?
これは新たに挑戦することに対する恐怖ではなく、挑戦する時に起こる失敗に対しての恐れが挑戦する時の障壁となっているのだと思います。もっというと、「失敗した後の反応・変化に対する恐れ」がブレーキをかけていると考えられます。
「失敗した後の反応・変化に対する恐れ」とは?
具体的に恐れの対象となるものを例として挙げると、
・失敗した後に誰かから受ける指摘
・失敗した後に感じる恥じらい(感じない人もいる)
・失敗したことによって評価が下がる
・失敗したことで取引がなくなる
などがあると思います。
これは見ていくと、「他人の目」と「損失」という二つの概念が関係していると思いました。
ただ、「他人の目」による恐れと「損失」による恐れは次元が違う話になってきます。
例えば損失による恐れの例を挙げてみます。
・失敗したことで取引がなくなる(自営業に限る)
* ドライに考えると、自分が所属する会社の取引がなくなっても、自分自身に借金が降りかかって損失を被るわけではないので、ここでは自営業としています。
・起業に失敗して借金を抱える
これらの恐れは、自分の生活・命に関わる恐れになります。そしてこれらに対しての恐れは逃れようがなく、受け入れるしかないと思うので、今回は「他人の目」による恐れにフォーカスして考えていきます。
他人の目について
「他人の目による恐れ」について考える上で、
他人の目を意識するorしないという話と、他人の目そのものの考え方の2点を考えることが大切になっていきます。
《他人の目を意識するorしないの話》
他人の目を意識すると、他人からの指摘・評価などの恐れを強く感じてしまいます。
一方で他人の目を全く気にしない人で考えてみると、これらの恐れがなくなっていきます。
例
・失敗した後に誰かから受ける指摘
→指摘を受けることにマイナスの感情は湧かない。指摘してくる人からの評価を気にしていないから。
・失敗した後に感じる恥じらい(感じない人もいる)
→失敗に対する恥じらいの感情は生まれない。他人の目を気にするからこそ恥じらいを感じるものだから。
・失敗したことによって評価が下がる
→他人の評価を気にしていないので恐れにはつながらない。
つまり、他人の目を気にしないマインドセットが、挑戦に対する恐れを打破するために重要なものとなってきます。
自己成長に集中できている人は、このマインドセットができているのかなと思います。
ただ、全く他人の目を気にしないようにするのは難しいので、他人の目に対する意識を極力少なくすることが重要です。
(具体的なアクションまでは明確にできていないですが、自己成長に意識を集中すれば、他人の目に対する意識の比重は下げられるかもしれません)
《他人の目について》
前述のように、他人の目を気にしないで自己成長に意識を集中することをベースにした上で、他人の目はそんなに厳しくないということを認識しておくことも大切です。(特に現代においてはその傾向が強いと思っています。)
挑戦による失敗で評価が下がることは少ないと思いますし、同様に笑われることもあまりないのかなと思います。なので、他人の目は自分が思う以上に厳しくないということも頭に入れておくことも大切だと思います。
最後に・・・
新たな挑戦を前に、不安や恐れを感じて、一歩を踏み出せないことは誰にでもあることだと思いますが、「他人の目をあまり意識しない」「そんなに他人の目は厳しくない」ということを理解しておくと、新しい挑戦をする際に発生する恐れはある程度解消できると思います。