指示されるのが苦手

指示されるのが好きじゃない原因を明確にし、モチベーションをコントロールすることが大切。

指示をされるとモチベーションが下がるので好きじゃないという人は一定数いると思います。これは単純に「やりたくないことを指示されるから」というような、やりたい・やりたくないの話ではありません。

まず、指示されるのが好きじゃない原因を特定する上で、【指示する側】と【指示される側】でそれぞれ考えていこうと思います。

指示する側

まず、指示する側の人間がどんなことを指示するのかを考えてみると、

「最低限やってほしいこと」「+αでやってほしいこと」の2つになるかなと思います。

 

《最低限やってほしいこと》

これはやって当たり前の感覚がある指示になります。指示する側に感謝の想いはあるものの、やってくれても+の感情はあまり大きくないでしょう。

 

《+αでやってほしいこと》

+αのことについては、指示というより、「依頼」の意味合いが強いため、やってくれれば+の感情は大きいと思います。

 

指示される側

指示されること自体が嫌いというよりも、相手の想定内のことをやっても、+の感情を大きく生み出しにくいため、つまらないと感じてしまう感情が根源にあるような気がします。逆に指示されずに自主的に行う行動は、相手の想定外のことになるので、相手に驚きを生み出すことを含め、+の感情を引き出せて楽しいと感じられます。

つまり、大きな+の感情を生み出すことができれば、指示される側もモチベーションを保ちながら指示に向き合えるようになると思います。

 

指示される側の対応策

最低限やってほしい文脈の指示について

→指示される前に先まわりしてこなしてしまい、そもそも指示されない状況をつくりだすという方法があります。他には、高いクオリティで指示に応え、質で想定外の+の感情を引き出すことでモチベーションを維持する方法もあります。

+αでやってほしい文脈の指示について

→前述の通り、依頼の意味合いが強く、大きな+の感情を生み出せるため、こちらは純粋にしっかりと応えるべきものだと思います。