発想力

人と違う発想ができるようになりたいと思う人は多いんじゃないでしょうか。

生まれつきの才能も関係あるかもしれませんが、

僕は経験でカバーできると思っている派です。

 

具体的な方法としては、

自分が「当たり前」だと思うことの根拠を1つ1つひも解くことで、

人が思いつかないような発想ができるようになります。

 

理由はシンプルで、

多くの人は「当たり前」のことを深く考える機会すらもたないからです。

 

例えば、自分自身のことを深く考えたことが無い人について考えてみます。

就職活動では自己分析といって自分自身のことを振り返ることがあるかと思いますが、

それ以外で自分の性格や特徴について深く考える機会は基本的にはあまりないかと

思います。

これは 自分自身のことだから当たり前に知っているという勘違い 

理由としてあります。

しかし、実際に自分のことを知るのはとても難しいことです。

「自分は~な性格だ」と思っていても、それは思い込みであることが結構あります。

自分のことを考えようとすると、「自分はこうありたい」みたいな感情が

入ってきてしまい、自分のことを正確に捉えられないのです。

なので本当に自分のことを知るためには時間をかけて深く考える必要があります。

 

こんな感じで「当たり前に知っている」と思ってしまうと、

その時点で思考が止まってしまいます。

そして、自分が当たり前だと思うことは、多くの人も当たり前だと

思っていることが多いです。

つまり、当たり前」だと思うことについて深く考えれば、

自然と人と差をつけることができます。

 

このように、人と違う発想をしたいなら、多くの人が考えようともしないことについて

深く考えることが良いでしょう。

これは一見地味に思えることですが、多くの人が考えるテーマについて考えるより、

はるかに意見・思考の差別化ができます。

常識を疑うとはまさにこのことです。