賞味期限を決める
最近「ミニマリスト」といって、所有物を生活する上で最低限の物だけに絞る人が増えています。
しかし一方で、物を捨てることができずに、物にあふれた生活をしている人もいます。
中にはあまりに物を捨てられなくて、ゴミ屋敷みたいな部屋に住んでいる人もいる様です。
では、なぜ物を捨てられないのでしょうか?
今回は「捨てる」について話していこうと思います。
まず最初に、物を捨てられない状態とはどんな状態か整理すると、
「捨てるという判断ができない状態」だと言えます。
今後何かに使うのでは?といちいち思ってしまうアノ感じです。
では、どうしてこのように思ってしまうのかというと、
「もし、その物が必要になった時に既に捨てられていたら、取り返しがつかないから」
だと思います。
本当は必要なのに不必要だと思い間違って捨ててしまうことを危惧しているのでしょう。
つまるところ、必要か不必要かの判断をちゃんとできるようになれば良いのです。
次にこの判断をできるようにするための方法論について触れていきます。
結論からいってしまうと、必要か不必要かの判断基準を明確にすればOKです。
そうすれば、この基準を元に機械的に判断することができます。
この基準を考える上で押さえておきたいポイントとして、
必要=向こう何年かは、その物を使う可能性がある
ということです。
つまり、「向こう何年」以降は不必要。捨てて良い物として認定されます。
だから、この「向こう何年」、言い換えれば「賞味期限」がどれくらいなのかに
フォーカスして考えれば良いのです。
例えば、「目の前にある水道料金の支払い書は半年前の物で、
自分が決めた賞味期限(2ヵ月)を既に超えているから捨てよう」といった具合です。
この 賞味期限 を正しく把握できていないから「まだ残しておく必要があるかもしれない」と思ってしまい、捨てられなくなるのです。
このような感じでつらつらと書いてきましたが、
物を捨てたい欲がある人は、物を捨てる明確な判断基準をつくってみてください。
そうすれば感情に流されずに物を捨てられます。
参考にしてみてください。