学歴は必要ない

最近少しおもしろい調査がされたそうです。

 

内容は、15歳以上の人に「現在、必要でないモノは?」というアンケートをとったというもの。

 

そして調査結果の1位が"学歴"だったそうです。

 

これには僕も同じ意見を持っています。

 

僕自身がある程度の学歴を持っているのですが、必要ないなと感じています。

 

なぜ学歴は必要ないのか?

 

理由としては、多くの場合社会に出ると学歴は関係なくなるからです。

 

僕自身、社会人になってから学歴をあまり聞かれることはありません。

 

学歴を伝える機会があっても、その場で少し驚かれるだけで、基本的にそれだけです。

 

学歴が機能するのは就職活動くらいまででしょう。

 

なぜ社会人になると学歴が意味を持たなくなるのか?

 

これはズバリ社会人になると肩書きではなく実力勝負になるからです。

 

学生時代の過去は全く関係なく、今ここにある結果が全てを物語ります。

 

ここで押さえておかないといけないのが、

学歴が高い=実力がある、わけではないということです。

 

それぞれの要素について整理してみます。

 

学歴が高いとは?

 

「学歴が高い」を厳密に言い換えると、

「大学入学試験時に、偏差値が高い大学の入学試験を解く力があった。」

となります。

 

別に学歴が高い人は人間的に優れているとか、どういう環境でも成功できるというわけではありません。

 

ただ、入学試験を解けただけです。

 

この1点です。

 

そしてこの入学試験を解くためには、インプットをしなければなりません。

 

単語を覚えたり、知識を覚えたり、解法を覚えたり、記述の型を覚えたり、といった感じです。

 

もちろんアウトプットの要素も必要となりますが、

受験においてはインプットの比重が高いです。

(体育大学などの実技試験を含む入学試験は異なります。)

 

なので、少し雑に言い換えると、学歴が高い=インプット力が高い、の方がしっくりきます。

 

ここで「学歴が高い人の中にもアウトプット力が高い人はいる」という話があり、それは正しいと思うのですが、今回書いているのはあくまで入試を突破する鍵(=高い学歴を掴むために必要なポイント)はインプット力の比重が高いという話です。

 

社会で実力があるとは?

 

帰納的に考えていきます。

 

具体的なところでいうと、コミュニケーション能力が高い、資料作成がうまい、作業効率が良い、みたいなのが社会で実力がある人の例です。

 

こういった人は、アウトプット力が高いと言われます。

 

アウトプットは先ほど学歴の話に出てきたインプットとは逆の概念で、取り入れた知識を発揮する活動になります。

 

つまり、社会に出るとアウトプット力が高い人が実力がある人ということになります。

 

もちろん、良質なアウトプットをするための下地としてインプットは必要となりますが、結局それをアウトプットできるかによってその人の実力の高さは判断されます。

 

 

ここまでの話をまとめると、

インプットがしっかりできていれば高学歴は手に入るが、社会人はアウトプット力がないと活躍は難しいということです。

 

なので「学歴が高い」と「実力がある」は関係ない話なので相関するとは限りません。

 

どこの大学に入ろうと、アウトプットの質を高め続けてきた人が社会では活躍できま

す。

 

学歴がなかろうと実力があると判断されれば出世できますし、お金を稼ぐこともできます。

 

学歴が意味を持つのは就職活動までですね。

 

まとめ

 

ということで今回は「学歴」をテーマに考えていきました。

 

僕自身、社会に出てから学歴で得をしたことはありませんし、学歴関係なく優秀な方はめちゃくちゃいます。

 

月並みですが、結局レベルが高い大学に通っていても、その人がどのような学生生活を送るかによって、活躍できるか変わっていきますね。

 

僕が学生に戻るとしたらアウトプット力をもっと鍛えます。

 

それくらい社会人はアウトプットが大切なので、学生の方は意識してみてください。