大学受験と就職

今年の受験生はコロナの影響で満足に勉強することができずに、大変だったのではないでしょうか。

受験直前の時期に、自習室が使えないとか結構痛いですよね。。

特に大学受験をする人なんかは「この受験で人生が変わる」と考えている人もいるので、センシティブな気持ちになっていたんじゃないかと思います。

そんな感じで今朝は「大学受験」にまつわるお話をしていきたいと思います。

 

当然のように大学進学を決断するのはよくない

多くの高校生が高校3年生になると大学進学にむけて受験勉強を始めると思います。

 

しかし、ここで何も考えずに「大学進学」という選択肢を持つことは良くないです。

高校を卒業したら「就職」という選択肢もあるということを考えておくべきです。

 

なぜなら、この時期から就職というカードをもつことで、

早い段階で先のことを考えられるようになるからです。

 

多くの人が大学3.4年の就活のタイミングで就職について考えるようになると思います。

自分もそうでした。

 

高校までは目の前のことに集中して行動をしていて、将来やりたいことも決まっていなかったし、考えてもいませんでした。

しかし、大学4年生の就職活動を機に自分の将来のことを考えるようになり、社会人となった今もなお先のことを考えながら生活をしています。

 

これを高校生のタイミングでできるようになるといい、というのが今回のお話です。

 

なぜ早い段階で先のことを考える必要がある?

先のことを考えられるようになると、必要な努力をできるようになるからです。

 

例えば「将来は公認会計士になりたいから、今は簿記の知識を学んでおこう」といった感じです。

 

将来やりたいことが見えれば、そこから逆算して今やるべきことが見えてきます。

 

しかし、多くの人はこれを大学4年生の就職活動の時期に考えるようになり、実際に努力を始められるのは社会人になってから、みたいなパターンが多いような気がします。

 

これを高校生のうちからやっておくと、10代~20代前半の気力も体力も盛んな時期にやるべきことがみえてくるので成長スピードも早くなります。

特に大学進学を選んだ人は基本的に時間があり余っているので、大学在学中に大きく成長することができます。

 

なので、高校を卒業したら "進学" だけじゃなく "就職" も選択肢に入れて、広い視野で自分のキャリアについて考えたほうがいい と考えています。

 

これは進学校に通っている人ほど、大学進学を当然だと考えていしまいがちなので難しいかもしれません。

もちろん昔から将来の夢があって、それに向かって受験に臨んでいる人は別ですが、その学校に入るために受験をしている人は盲目的になってしまっている気がします。

 

あくまで、将来~なりたいから、~を学ぶために、〇〇高校/大学にいく、という流れが理想です。

 

実際に10代からこのような考え方をするのは難しいですが、できている人は目標に向かって最短距離で成長できると思います。

 

まとめ

というわけで、今回は大学受験時の選択肢の持ち方について書いていきました。

 

実際に高校受験や大学受験のときの学校選びは「偏差値」「学校の雰囲気」「就職実績」などの判断基準で安易に選択しがちです。

いわば「大学をみて大学を選んでいる」状態です。

 

しかし、「将来のことをみて学校を選ぶ」と入学した後に自分がやることが明確になっているので、若い大切な時間を有効に使うことができます。

 

僕自身、将来のことを深く考えずに学生生活を送ってきてしまい、今になって少し後悔があるので、若い方は早いうちから将来のことについて考える機会をもつ意識をしてみてください。