権利主張
おはようございます。
リモート生活をされている方は、仕事とプライベートの境目が曖昧になってきてるのではないでしょうか。
オンオフの切替えが難しいという方もいらっしゃるかと思います。
ちなみにオンオフでいうと、海外はプライベートの時間をしっかりと確保するそうです。
最近みたニュースですと、フィンランドでは丸1ヶ月仕事を休むのは普通だそうで、そもそも1年を11ヶ月だと捉えて仕事をされているようです。
一方で日本で会社勤めをされている方は中々連休を取らないんじゃないでしょうか。
業務の性質上難しかったり、連休を取ると社内の人に迷惑がかかるから空気を読んで休まなかったりといったことが起きていると思います。
日本と海外でのこの差は何なのでしょうか。
今朝はこのテーマについて考えていきます。
日本人は権利を主張しない
結論からいうと、日本では海外と比べると自分の権利に対する意識が低く、あまり主張を行わない風潮があるからだと考えています。
確かに海外の人は自分の権利や考えをガンガン主張してきますよね。。
個人に対して様々な権利が与えられているのですから、当然のアクションだと思います。
一方で日本の人はそういった主張を行わずに、言われた通りに、周りの空気に合わせて、過ごしていることが多いと思います。
こういった個人の権利に対する意識は低いです。
なぜ日本の人は自分の権利を主張しない?
これは日本と海外の環境の差が関係していると考えています。
日本では会社に属していれば、思考が停止していてもある程度安心・安全な暮らしができるということです。
日本はリストラが容易にできない環境がありますし、普通に仕事をしていれば、年次とともにある程度の地位まで到達できます。
(年功序列ではなくなってきたと言われますが、まだまだ完全に実力主義という感じでもないと思います。)
そうすると自分で考えて行動しなくなってしまいます。
例えば、選挙についていうと、海外の人は自国の政治を担うリーダーはどんな人であるべきかというのを個人がしっかりと考えて選挙に参加しているようです。
つまり自分達で考えて、リーダーを決めているのですね。
一方で日本は投票率が低いと言われていますし、具体的な政策についてはあまり理解せずに、周りの人と同じ人に投票するみたいなことが結構行われていると思います。
これでは考えて選んでいるという感じはしませんよね。
また、キャリアについても例を挙げると、日本では一度入社したら定年までその会社で働くという考え方が比較的多いです。
そうすると、その会社にいる前提でしか自分の未来設計をしないことになります。
会社が固定で決まっていると、収入やプライベートに使える時間も決まってくるので、考える幅が狭くなります。
結果、自分のキャリアについて深く考えなくなります。
海外などは転職が当たり前の世界で、自分の働き方も含めて人生設計を行うことになるので、選択肢がとても多いです。
なのでその分深く考える必要があります。
このような形で、あまり深く考えなくても暮らしていける環境が、あらゆることに対する思考停止を招いています。
この環境がずっと続くのであれば安泰かもしれませんが、外部要因により急に職を失ったりすると、今まで思考停止していた人はどうすればいいかわからなくなってしまうと思います。
特にこの先は何が起こるかわからない時代になってくるので、この部分にも配慮して行動するべきです。
まずは自分が比較的ぬるい環境にいることを認識し、自分で考えて行動する意識を持つことが大切だと思います。
まとめ
というわけで、今朝は権利主張について書いていきました。
日本はとても暮らしやすいので、そこに安住しがちになります。
恐らく世界的にみても暮らしやすい特殊な国だと思います。
なので、その環境にいると固定概念に縛られてしまい、特徴の少ないTHE 日本人になってしまう気がします。
せっかくの人生ですから、皆さんそれぞれがトンガリを持っていた方が、個性があって面白いはずです。
僕も自由な発想で生きていきたいと思います。